こんばんは!!
突然ですが、まずはこのニュースを見てください・・・
FUJIFILM PRO160NSとは中判フィルムカメラで使われるブローニーネガフィルム(120mmフィルム)です。
35mmのフィルムカメラを使われてる方にはあまり馴染みのないカメラだとは思いますが
有名なところだと
・PENTAX 67(バケペン)
・ハッセルブラッド500cm
・二眼レフ
などが代表格ですね!
圧倒的な解像感と生々しい描写性からプロのカメラマンや写真家から慣れ親しんだフィルムです。
富士フィルムではつい最近このPRO160nsのISO400版とも言える「PRO400H」の生産が終了との発表があったばかりでしたね。。。
こちらの記事に書いてます。
元々ブローニーフィルムは昨今のフィルムブームに逆らい、年々ラインナップが減ってきておりこのPRO160ns/PRO400Hは比較的リーズナブルな価格で筆者もかなりお世話になりました。
しかし!!
来年2022年をもって販売終了とのニュースが入り、とうとう本格的に中判カメラ終了が現実となってきました泣
残されたカラーネガフィルムは?
比較的安めなPRO160nsがなくなると残るネガフィルム候補は
・Kodak ポートラシリーズ 160/400/800
・Kodak Ektar 100
・CineStill 50D/800T
程度となり、これらの価格は現在かなり割高です。
リバーサルフィルムやモノクロフィルムはまだ選択肢がありますが、王道のカラーネガはほぼこれだけです・・・
(参考までに1ショット(現像代含む)で大体200〜300円のコストがかかります=牛丼並1杯と同等)
そうです。
1ショット切るだけで泣いても笑ってもレンズから牛丼並が発射されるようなものなのです。
すごい・・・
ちなみに生産終了を受けてからPRO400Hの価格も高騰しています。(4000円→7000円程度に)
PRO160nsも恐らく数ヶ月後には買い占めや高騰化などでかなり入手が難しくなることが見込まれますので、安いうちに買い溜めておくのが良いかと思います。
Amazonや楽天市場、Yahooショッピングでは今はまだ在庫ありそうです(2021年10月現在)
中判カメラは今後どうなるのか
2022年に代表的なPRO160nsと400Hが生産終了します。
それ以降は5本(約50ショット)で約1万円のポートラとEktarのみが残ることになります。
しかし、Kodakもいつまで生産を続けるか分かりません。
Kodakが生産終了した時、それは本当に中判カメラの終了の時だと私は考えます。
リバーサルフィルムとモノクロフィルムもどうなるか・・・
中判カメラの素晴らしい描写は恐らくデジタルでは再現不能でしょう。
現実を受け入れ、今のうちに中判を使い倒して素晴らしい作品を残していきたいですね!
もし、近いうちにフィルムが無くなったら・・・
ということを考えると今のうちにフィルム風デジタルを極めておくのも一つの対策だと考えております。
詳しくはこの記事で
「PRO160ns」の作例
最後に私が撮影した作例を載せておきますね。
色味としてはニュートラル寄りのフィルムだと思います。
購入の参考にして頂けたら。
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