【写真の基本②】露出の3要素をイメージ図で覚えよう

photo of faucets on white wall 写真を学ぼう
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こんにちは、キクバヤシです。

今回は【写真の基本】シリーズ第2段です!

‘’カメラ買ったけどフルオートでなんとなくでしか撮ってるだけだわ・・’’


‘’なんかシャッター速度とか色々あるけどよくわかんね’’

って人は、きっとこの記事で得るものがあると思いますよ!

極論ですが、

’カメラを使いこなせていない=露出の3要素をコントロールできていない’’

と言えちゃうくらいに今回の記事は大切です。

露出の3要素は、カメラを始めた人の多くが挫折する最初の難関です・・・。


でもここさえ乗り越えれば写真の世界が一気に広がりますから、一緒に頑張りましょう!

にゃん吉
にゃん吉

僕のカメラいろんな設定があるけどよくわかんないよ・・

カメラに書いてある1/1000とかf2.8とか、これ何の数字だろう?

にゃご助
にゃご助

うむ。

1/1000はシャッタースピードでf2.8はf値だぞ。

あとISO感度もどっかに設定があるはずだぞ。

にゃん吉
にゃん吉

シャッタースピードシボリイソーカンド

シャッタースピードシボリイソーカンド
ャッタースピードシボリイソーカンド

うーん・・明日には忘れそうだ・・

にゃご助
にゃご助

オッケー、そしたらイメージで覚えちゃおうぜ。

おすすめの覚え方があるんだわ!

写真の露出ってそもそも何?

写真の露出って何?変態か何かですか?”

って言いたくなってるあなた。

はい、気持ちはわかります。


とりあえず落ち着いてください。

簡潔に言うと、

露出=カメラの中のセンサー(フィルム)に当てる光をコントロールすること

です。

写真はセンサー(フィルム)に光が当たることで生まれます。

ということは、センサーに当たる光を思い通りにコントロールすることができれば、

それは写真をコントロールできるということです。

(※露出以外にも構図・トーンといった要素もありますのでそこはまた追々。)

露出の3要素をバケツの水汲みでイメージする

僕が大学写真部の写真講座で教わったイメージです。


それ以来ずーっとイメージを頭の中に持っています。

イメージを、目を瞑っても思い浮かべられるくらいまで脳裏に焼き付けてください。


そして、撮影時にこのイメージを思い描いてカメラを操作してください!

慣れてくればそのうち無意識に操作できるようになってきます。

にゃん吉
にゃん吉

よーし、頭に焼き付けるぞぉ!

にゃご助
にゃご助

うんうん、じゃ早速。

要素1:シャッター速度

シャッター速度が何かを一言で表すと下記です。

‘’シャッター速度=シャッターを開いている時間’’


バケツの水汲みのイメージで例えると、

‘’シャッター速度=蛇口を開いている時間’’

です。

あなたが実際にバケツに水を汲む状況を想像してみてください。

①1秒間、蛇口を開く
②3秒間、蛇口を開く

①②のどちらが沢山の水を汲めるかと言えば、

②は①の3倍の量の水を汲めますよね!

ちなみに’’シャッター速度=シャッターが開いている時間’’なので、下記です。

■シャッター速度が遅い=シャッター(蛇口)を開いている時間が長い=取り込む光の量が多い

■シャッター速度が速い=シャッター(蛇口)を開いている時間が短い=取り込み光の量が少ない

ということは、

1/10秒と1/1000秒のどちらが取り込む光の量が多いかというと、

1/10の方が多いということになります。

シャッター速度にはもう1つの特徴があり、

シャッターが開いている時間が長いほど写真がブレやすいです。

長くシャッターが開いていると、ものの軌跡を写してしまうからですね。

※ブレの話はまた別記事で解説しようと思いますので、今はフーン・・くらいでokです。

要素2:f値(絞り)

‘’F値(絞り)=レンズ内部の光が通る穴の開き具合を数値化したもの’’

です。

f値(絞り)をバケツの水汲みイメージで言うと

‘’F値(絞り)=水道の蛇口の太さ’’

になります。

ちなみに、F値の数字が小さいほど絞りは開いていることを表します。

■F値が小さい=蛇口が太い=取り込む光の量が多い

■f値が大きい=蛇口が細い=取り込む光の量が少ない

あとは忘れてはいけない絞りの大切な特性が下の2つです。

  1. F値が小さいほど、ボケ量が多くなる。
  2. F値が大きいほど、ピントの合う範囲が広くなる。

つまりF1.4とF11で撮った写真を比べた場合、


F1.4の方がピントが合ってない部分が強くボケるということになります。

F値を写真の撮影シーンに合わせて使い分けができると、

写真が上手になりますよ!

下は撮影シーンごとのシチュエーション例です。

・f値が小さい方が場合(例:f1.4)=人の表情を引き立てたい、ドラマチックな写真を撮りたい

・f値が大きい方が場合(例:f11)=集合写真、風景写真、内観写真

(※ボケの話もまた別記事で解説しようと思いますので、今はフーン・・くらいでokです。)

要素3:ISO感度

‘’ISO感度=光に対する敏感さ’’

です。

バケツの水汲みのイメージで言うと

‘’ISO感度=給水管自体の水圧’’

といったところでしょうか。

ぶっちゃけ水汲みのイメージだと直感的に結びつかないかもですが、

蛇口の操作ではどうにもできないもっと根本的な部分(だからこそ、吸水管のイメージ)

だと思えばわかりやすいと思います。

最近のカメラには当然のようにISO感度オート制御の機能とかもついてますが、

基本的にはシャッター速度・f値(絞り)で調整しつつ、

暗過ぎる・明る過ぎる時にISO感度(吸水管)をいじるイメージです。

ISO感度が大きくなるほど光に敏感になるので、

微小な光にまで反応してしまうことになり、

写真にノイズが増えますのでご注意を。

ISO100よりもISO3200の方が光に敏感(暗いところでも使える)ですが、

ノイズも多くなるということですね。

にゃご助
にゃご助

言葉だとすぐ忘れちゃうから、

イメージだけ覚えちゃえばokだぜ。

にゃん吉
にゃん吉

カメラってこんなシンプルな仕組みなんだねぇ。

にゃご助
にゃご助

そうだぞ。そカメラごとにいろんな機能がついてるけど、

結局はこの露出の3要素が基本だし、

それはどのカメラも共通なんだ!

コメント

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