騙されないで!カメラ初心者が勘違いしがちな写真の3つの常識

写真を学ぼう
にゃん吉
にゃん吉

写真の参考書を買ったけど、カメラのルールとか常識って多いんだね・・・

知らない間に結構やっちゃってるなー

にゃご助
にゃご助

最初のうちはあまり深く考えずに撮る方がいいぞー

細かいルールを気にしてちゃ写真も楽しくなくなるしな

にゃん吉
にゃん吉

でも早く上手になりたいし、やっぱりルールとかって守った方が上達しそう・・・

にゃご助
にゃご助

うん。まぁ確かにカメラの操作とかはちゃんと覚えた方がいいね。

でも構図とか露出とかは自分のアイデンティティを捨ててまでキッチリ守る必要はないと思うよ

にゃご助
にゃご助

カメラ業界ではタブーと言われがちだけど

これは気にしなくても良いかな〜と感じるものをこれから話すね!



①画像をレタッチするなんてとんでもない!撮って出しこそ正義だ!!



こんなこと耳にしたことはありませんか?

最近の人はあまり言わない人が多いですが、フィルム時代に猛威を振るっていたベテランカメラマンの人ほどこの考えをしている人は多いです。

昔はフィルムでレタッチなど今よりも自由が効かないため、現場での適正露出、ピント、絞りなど1枚1枚にかける難易度、集中力は今のデジタル世代よりも遥かに高く

まさに・・・

カメラマン=プロの仕事

という一般的な認識でした。

そのせいか、未だにその文化は根強く

大袈裟に言うと
「レタッチなんて写真じゃない!写真は真実をそのまま写したものだ!カメラメーカーに謝れ!!」

といった考えの方は少なからずいます。

そこで、初心者の方は最初にまともにこの話を聞いてしまうと、今後の成長という意味でとても危険です。

写真の表現はデジタルの進化によりかなり幅が広がってきています。
そのため、レタッチでしか作り出せない雰囲気もあり
デジタル時代の今ならフィルム時代よりも自分の世界観をより表現できるチャンスがあります。


こういった、表現の幅を狭めるような意見は真に受けず
自分の撮りたい写真を信念を持って素直に撮ることが大切です。

どんどんレタッチしてたくさんの技術を身につけていきましょう!

②日の丸構図はダメな構図である!


これもよく聞きますね。

写真の教科書や初心者向けの構図レクチャーでよく取り上げられる内容です。

日本の国旗のように被写体をど真ん中に持ってくる構図です。

こんな感じですね



なぜダメかというと

初心者が何も考えずに撮るとなりがちな構図

だからです。

カメラをやってない人や写真が上手じゃない人ほどやりがちな構図というイメージでしょうか。


では、じゃあダメなのか??

そんなことはありません。


むしろ筆者は好きで意図的にやることが多いです。

まぁ正直、なんとなくダサい雰囲気と言いますか普通すぎてしまうんですよね笑


これを見ろ!!!
というのが伝わりすぎてしまうといいますか・・・


見てくれアピールをナチュラルにさり気なくカッコよくやれるのが本来のプロカメラマンですが
これを初心者がなんとな〜くでやると失敗しやすいということなんですね・・・

でも裏を返せば、見た人に分かりやすく、視線を誘導させやすい写真でもあるということですね!


では、日の丸構図を活かした撮影とはどんなものなのでしょうか。


例えば、人物の写真。

ポートレートでド真ん中に人を置いてみます。



まさにこの表情を見ろと言わんばかりの写真です。

日の丸構図はシンプルな構図ゆえに被写体への依存度が高くなります。

なので、被写体を強く見せる効果があり、また強い被写体をより強く見せる効果があります。

背景はできるだけシンプルにメインとなるものの選定を間違えなければ、三分割構図などの優秀な万能構図にも勝る写真になる実は諸刃の構図だったのです!!

こちらも周りに流されず多用してどんどん自分の引き出しの一つにしていきましょう!


③適正露出で撮りなさい!!


これは、写真の常識でもあり洗脳でもあります笑

写真を撮るということにおいて、その場面に適した露出(明るさ)にカメラをコントロールすることはカメラマンを名乗るには確かに最低限のスキルです。

今ならカメラ任せのオートでそれっぽくミスのない写真は初心者でも簡単に撮れてしまう時代です。

それ故に、昔のマニュアルフィルムカメラを扱えるというのは、
まさにプロフェッショナルの仕事だったわけですね。

しかし、それは昔の話・・・
綺麗に誰でも写真が撮れる時代でカメラマンとしてどこで差をつけるか

やはりそれは

自分だけの世界観を表現する力

これに尽きると私は思います。

この適正露出という考え方は、仕事での撮影ではとても重要ですし必然的にクライアントに求められます。

しかし、アーティストとしてや趣味として自分を売り出していきたい。上達していきたい人はあえて適正露出から外す技術も大切なのです!

例えば、私は全体的に暗めのトーンが好きなのですが一般的に見たら

「クレェ・・・笑」
「暗くて見えねぇ・・・」


と大多数が感じる写真かもしれません。

しかし

「この暗さがとても好きです」
「落ち着く・・・」


など(風変わり・・・)なファンの方も少なからずいらっしゃいます。

適正露出というのはあくまで考え方のベースであり、そこからどう調整するのかは結局本人次第ということですので、あまり深く考えすぎて頭でっかちにならないようにしましょう。

他人に文句言われたとしても自分が好きでやっているのならば創作活動の範囲内では全然気にしなくて良いかと思いますよ。

俺の写真は俺のものだ(ジャイアニズム)

にゃご助
にゃご助

自分の表現の幅を自ら狭める必要なんてない!
撮りたいものを自由に楽しく撮ろう!!

にゃん吉
にゃん吉

そうだね!!
楽しく長く続けるためにもあまりルールに縛られず撮りたいものを僕なりに撮っていくよ〜

コメント

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